春の嵐 ~ 環境変化の影響と邪

東洋医学には、いろいろな ” 外邪 ” (がいじゃ)が
身体に影響をあたえるという考え方があります。
たとえ ” 邪 ” (じゃ)が身体に入っても抵抗力があれば追い出せますが、
疲れがたまっている時には身体の奥深くに入り込みやすくなると考えられております。
今日みたいに天候の変化が急激で大きな日は、身体が対応しきれなくなりがちです。

よどんだ湿気、湿邪(しつじゃ)は、身体の下部に留まりやすく、
身体の水の流れを滞らせやすくすると考えられています。
重く停滞したエネルギーは、身体の活動性を低下させるので、
下半身だけでなく、いろいろな部分に影響を与えます。

活動性の低下から、胃腸の働きが悪くなりやすく、
消化不良や胃腸症状があらわれやすくなります。
代謝が低下するので浮腫みや体重増加。
エネルギーの循環を停滞させるので、気分のふさぎや落ち込み症状。
また、冷えや湿が下半身に停滞することによる
下半身の痛みや重だるさが多くあらわれます。
腰痛、座骨神経痛、膝痛や足のツリ症状なども含まれます。

湿邪が身体に入ると、重く停滞しやすいだけに、
抜けにくく、スッキリしにくいともいわれます。
湿邪の治療では温めることもとても有効です。
鍼とともに、お灸でしっかり身体を温める治療をしていきます。

     *****  新駒鍼灸院  女性のため小さな鍼灸院 より