薄味に慣れる ~ 舌も生まれ変わります

舌は食べ物をだ液と混ぜ合わせて消化を助けたり、
飲み込む、会話をするなど重要な役割を担っています。
特に、味覚の感知という重要な役割を担っています。

舌の表面には、舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれる
ざらざらとした小さな突起が多数存在しており、
味を感知する器官=味蕾(みらい)は、この舌乳頭の部分に集まっています。
味覚は、味蕾細胞が味刺激を受けることで感じられます。

塩分、砂糖、脂肪、酸味、旨みなど味覚は色々ありますが、
薄味だともの足りないと感じるのは、
亜鉛不足や化学調味料のとりすぎ、刺激物の過剰摂取などにより
味蕾(みらい)の味覚センサーとしての働きが低下している可能性があります。
 
いわゆる ” コンビニ食 ” が多くなると、
味覚センサーが低下して、濃い味付けを好みやすくなります。

私たちの身体の細胞は絶えず生まれ変わっています。
味蕾は身体の中でも新陳代謝が活発な細胞で、
約1か月で新しい細胞に生まれ変わっているといわれます。

味蕾(みらい)が生まれ変わるまでの期間の一ケ月間、
薄味の食事を続けてみましょう。濃い味付けになじんできた方も、
味蕾が生まれ変わるころには、薄味に満足できるようになります。

味付けが濃くなりがちな方は、調理の時に塩分、糖分、化学調味料など
調味料を計測して、日々の摂取量を確認してみてください。
基準量より多かったら、思い切って減らしましょう。

濃い味付けから一気に減らせなくても、
舌の細胞が生まれ変わりのサイクル毎に食事を見直すと、
調味料の味ではなく、食物の味、素材の味が感じられるようになります。

     *****  新駒鍼灸院  女性のため小さな鍼灸院 より