ぎっくり腰

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ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は急性腰痛といわれる症状です。
急激に感じる強い腰痛や腰臀部の局所的な痛み、痛みによる動作制限が起こります。

ぎっくり腰の要因

ぎっくり腰は、身体に疲労が溜まっている時や季節の変わり目など寒暖差が大きい時期にあらわれやすく、

・慢性的な疲労の蓄積
・筋肉がこわばり緊張している
・急な冷え込みなどで腰や首、背中や足が攣りやすい

上記の時に、身体を可動域以上に動かそうとして生じるケースも多くみられます。

自分の身体の状態を誤認識
(動ける範囲や負荷を間違って認識)

→ これ位は動けると勘違い
→ 身体を動かした結果、動作時痛、身体の痛みが起こることも多い。

これは、
『 頭の認識 』 (これ位は動ける、大丈夫という) に、
『 身体 』 (実際の身体、筋肉)、 が追い付いていない状態。

日常的に無理をしがちな方も、疲れが取れにくくなったと感じたら気をつけましょう。

筋肉の緊張、攣りだけなら少々安静にしていれば治まりますが、ぎっくり腰は筋肉が傷付いている状態。

痛みを我慢して無理に動いてしまうと、かえって身体の緊張が強くなります。

同じ部位に継続して負荷が掛かり続けると、ぎっくり腰や身体の痛みをくり返しやすくなります。
これを続けてしまうと腰だけでなく他の部位を痛めてしまいます。

日常動作によるぎっくり腰

日常的な動作でぎっくり腰になるケースでは、 長期にわたる疲労の蓄積や負荷が影響していることが多いです。

  • 筋肉・靱帯・椎間関節・仙腸関節など、身体を支える筋肉や関節への負荷の積み重ね
  • 姿勢の悪さによる筋肉の緊張バランスの不均衡
  • 睡眠不足・睡眠不安定による全身の緊張
  • ストレスや飲食による身体への負荷

ぎっくり腰 きっかけと経過

強い急激な痛みだけでなく、初期には痛みが少なく時間が経過してから徐々に痛みが増してくるケースも多くみられます。

重い荷物を持ち上げる、捻る動作など身体を動かした時に感じる痛み、椅子から立ち上がった時に痛みで動けなくなる、朝起きたら腰が痛いなど、まったく予兆無しで痛みが生じる事も多いです。

予兆が無くても身体の負荷が重なって生じていることが多いため、痛みの経過はそれぞれ異なります。

ぎっくり腰におこなう鍼灸

鍼灸では痛みの緩和と回復促進を目的とした施術を行います。

ぎっくり腰を繰り返さない、腰痛の慢性化を避けるためには、痛みを我慢しないで日常生活を過ごせる状態に戻すことが大切です。

局所に負荷がかかり振り切れてしまったのがぎっくり腰。

当院の鍼灸では、腰や痛みを感じている部位だけでなく関連した部位の緊張も緩め、身体のバランス調整をすることで局所の負荷を軽減します。

早期回復のために

痛みを軽減しつつ、日常生活で動ける範囲、可動域を広げるための施術をおこないます。

ぎっくり腰は、筋肉や靱帯が傷付いている状態。
そのため治癒にはある程度の時間が必要となります。

早期回復のためには、できるだけ身体に負荷をかけずリラックスできる状態を維持することが大切です。

ぎっくり腰への鍼灸 頻度と期間

ぎっくり腰になった時は、我慢をせずになるべく早く鍼灸を受けることをおすすめします。

ぎっくり腰や背中の攣りなど急性期は、初期には1日-3日毎の鍼灸で痛みを緩和。

身体の状態をみながら週1回 – 2週間に1回と鍼灸の間隔を空けていきます。

オリーブ ぎっくり腰

ぎっくり腰の鍼灸ケアはお早めに

ぎっくり腰は小さな負荷がいろいろと積み重なり耐えられなくなった時に出やすくなります。

痛みが治まっても大丈夫かな?と感じる時期は、無理をしないでしっかり治しましょう。

ぎっくり腰は早めのケアが一番の予防です。腰や背中の痛み、張りを感じてが怪しいと思ったらお早めにご相談ください。

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