身体の痛みとストレス・睡眠・飲食

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ストレス・睡眠・飲食 と 身体の痛み

ストレスや睡眠・食事は、ぎっくり腰だけでなく肩こり、腰痛、背中の痛み、首の痛み、頭痛などいろいろな身体の痛みと密接に関係しています。

起床時の痛み ~ 睡眠の影響

起床時に寝違えやぎっくり腰で動けなくなる。

肩首や顎の痛みを、朝の動き始め=起床時に一番強く感じる方は、睡眠時間がとれていても眠りが浅いなど睡眠が苦手な方が多いです。

・就寝時の歯ぎしりや食いしばりが強い
・目覚めた時から頭の重さや肩や首が張って痛みを感じている
・睡眠中、常に身体に力が入って姿勢が硬直している
・寝返りが少なく、寝ている間にほとんど動かない
・身体の同じ部位に体重がかかり、負担が積み重なっている

本来、睡眠は身体を休めて回復させるものですが、寝ている間にストレスで身体に力が入っていたり夢を見ていると、身体も頭も休まらず。

これでは緊張も緩みません。

枕・寝具を身体にあわせてオーダーしても、しっくりこない方もこれに当たるかもしれません。

ストレス・飲食と胃腸症状

ストレスや飲食は身体に大きな影響を与えます。

ストレス状態が続くと胃腸の働きが低下します。
飲食不和・ストレスによる消化をする胃腸・内臓の疲れが、背中の筋肉を緊張させます。

ストレスの胃酸過多によって、肩背中や腰の痛みを訴える方も多いです。
これもぎっくり腰、肩首や背中の痛みなど、痛みや攣りの誘発要因となります。

体質・年齢

ストレスで便秘や下痢になる。
どちらも多くありますが、便秘・下痢どちらになるかは気をつけているかよりも元々の体質によるところが大きいです。

胃腸関連で鍼灸受診を考えられる方は、胃弱傾向の方が多いのですが、
年齢を重ねる程、元々胃腸が強く体力に自信がある体育会系の方も増えてくる印象。

痛みやそのほかが強くなってから。
よりも、その前のケアが大切とお伝えしたい。

食の嗜好も関係しているけれど、これも無意識の選択によるところが大きい。

年始年末のぎっくり腰

気温が低下して寒くなる(身体が冷やされる)ことに加えて、仕事が忙しく身体に疲労が溜まる。
外食の機会(胃腸の負担)が増える年末年始は、普段よりもぎっくり腰や首の攣り、背中の痛みの方が多くなります。

ストレスや睡眠、飲食による胃腸の負担、それに関わる症状は年末年始に限らないのですが、 ぎっくり腰など腰肩首や腕、足など身体の急性症状は、疲れがまとめて出やすい時期にあらわれやすいと毎年感じます。

心因性疼痛 更年期の痛み

心因性疼痛といわれる痛みの症状、更年期の痛みは被るところがあれば、そうでない部分もあります。

睡眠や食事のコントロールと身体ケアで楽になるお悩みも多くあります。

心因性疼痛や更年期の不調は適切な医療機関を受診した上で、鍼灸をご利用されることをおすすめします。

対策として では、どうする?

体質や、無意識の選択が身体の不調の要因だとわかった。
対策として では、どうするか?

・ストレス少なく過ごす
・睡眠をしっかりとる
・食事を意識して摂る
 (好きなものばかりでなく大人として節度を保つ)

上記が養生としては最適解なのですが、大人になると、なかなか難しい。

昔から言われていること。良く動き、よく食べて、よく寝る。

それが十分にできない場合、

自分の不調を我慢しないことが大切

毎日養生できなくても、ちょっと調子が悪いな、落ちてきたと感じたら早めに休む。

自分でケアできない場合、鍼でもマッサージでも自分に合った方法で早めにメンテナンスする。

もうダメ!となる前に。
早めのメンテナンスをお勧めいたします。

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